横浜・北仲地区に大型複合施設 馬車道駅、桜木町駅と接続へ 2027年完成目指す
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国際物流の日新(横浜市中区)と東急不動産(東京都)、京浜急行電鉄(横浜市西区)、第一生命保険(東京都)の4社は28日、横浜市中区の北仲地区に、高さ約150メートル級の大型複合施設を開発すると発表した。
住宅やオフィス、商業などの機能を備え、2027年の完成を目指す。

 開発予定地(同区海岸通)はみなとみらい線馬車道駅徒歩2分に位置し、アパホテル&リゾート横浜ベイタワーに隣接する一角。
敷地面積は約1万2300平方メートルで、現在は駐車場となっている。
土地を所有する日新が、東急不など3社を事業パートナーに選んだ。

 開発を主導する東急不によると、複合施設の規模や機能などの詳細は今後詰める。
施設は馬車道駅のほか、近接する桜木町駅の2駅とペデストリアンデッキで接続されるという。
開発予定地の駐車場は当面の間、営業を続ける。

 北仲地区周辺には近年、新たな横浜市庁舎や高層複合マンション、ホテルなどが相次いで誕生した。
さらに別のマンション建設が計画されるなど、一帯の開発は大詰めを迎えている。

 東急不の担当者は「北仲地区の『ラストピース』を整備し、さらなるにぎわいを生み出したい」としている。