本日開通!
圧倒的な機能美


名二環の全線開通により、伊勢湾岸道の一部区間と合わせて、名古屋近郊をぐるりと囲む66.2kmの環状道路(総称「名古屋環状2号線」)が形成されます。
三大都市圏で環状の自動車専用道が全線開通するのは、東京の首都高C2中央環状線に続いて2例目です。

「都心部の渋滞緩和につながるだけでなく、どこかのルートが事故や災害で寸断されても、迂回が容易になります」。
国土交通省 愛知国道事務所の平井親一所長は環状線の整備効果についてこう話します。
この迂回という点では、東京の首都高より名古屋の方がしやすいと言えるかもしれません。
というのも、名二環のJCTは全て、接続する道路のどの方向も相互に行き来可能な「フルJCT」だからです。
首都高C2はJCTによっては、構造上行き来できない方向があったり、あるいは別路線と交差するだけで接続していなかったりする箇所があります。

目的地へのルートが通行止めだったり、渋滞していたりした場合に「あっち回りで行こう、こっち回りで行こう」といった選択が、名古屋では、よりしやすくなると言えそうです
https://news.nicovideo.jp/watch/nw9288382