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名古屋第2環状道、経済効果10兆円 5月に全線開通へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD165BS0W1A210C2000000/

中日本高速道路(NEXCO中日本)は26日、名古屋第二環状自動車道(名二環)が5月1日に全線開通すると発表した。唯一の未開通区間だった名古屋西ジャンクション(JCT)―飛島JCT間(12.2キロメートル)がつながる。

名二環は主に名古屋市の外縁部を通る環状道路だ。
名古屋市中心部からみると一般道の「環状線」の外周に位置するため「第二」の名称が付いている。
総延長は66キロで、東名高速道路や名古屋高速道路、東海北陸自動車道、伊勢湾岸自動車道といった主要高速とつながる。

全線開通に伴う最大の利点が「時短効果に伴う経済の活性化」(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの右近崇主任研究員)だ。今回の開通区間では特に愛知県や岐阜県から名古屋港方面に向かう際に恩恵を得やすい。
例えば小牧市内から名古屋港までは片道36分とこれまでより25分早くなる。既存区間の渋滞緩和にもつながる。

物流の効率化とともに、沿道各地では工場や物流施設の新設が見込める。右近氏は「2069年度までの82年で約10兆2千億円の経済効果を生む」と試算。「全線開通で環状道路としての機能が完全に発揮できる」と強調する。

通行止めの影響軽減や環境面へのメリットも大きい。伊勢湾岸道をはじめ周辺道路の災害時や工事の際に代替ルートとなる。よりスムーズな移動により車から出る温暖化ガスが減る。