南海トラフ地震、首都圏直下型地震は今後30年以内に70%以上の確率で発生します。

東日本大震災後、マンション住民まで避難所で受け入れるキャパがないので、
「建物が崩壊する心配が少ないマンション住民は、できるだけマンションに留まって生活できるように備えてください」
という方向で、都市防災が組み立てられようとしています。それは、それで、致し方ないことなのですが、今回の熊本地震のような地震が襲い、何日も激しい余震がおそってくる場合など想定しているマンションはないはずです。防災マニュアルも余震による危険性までみているものは見たことがありません。
ライフラインやエレベーターが止まることの想像だってまだまだ不足していると思いますが、壁の落下や段差でどれほど危険な状況になるかというシミュレーションはほとんどできていません。仙台で、大きく被災して傾き、解体したマンションに解体前にいきましたが、もう共用廊下は瓦礫の山で、エキスパンション部分からは下が丸見えで、危険個所だらけでした。もし、あの共用廊下にいるときに、大きな余震が襲ったら…考えただけでも怖くなります。

⇒一戸建ての住民しか避難所に来てはいけません、食料も水も自分たちだけ用意しろよ。
 避難所には全国から支援物資が届いて食料が配給されるし、自衛隊から給水車が派遣されて水も供給される。
 自衛隊は簡易の風呂も持っているので入浴もできる。
 マンション住民でも自動車があれば避難所の駐車場に止めて寝泊まりすることができる。
 マンション住まいで自動車がない奴は自前で食料と水を用意して空き地で野宿しろよ。
 我々一戸建ての自己持ち家の住民は昼間は避難所にいて食料と水をもらって、風呂に入って
 夜寝るときは避難所の駐車場に止めた自動車に行くからな。