都道府県単位で見れば都市の面積は狭い方が断然メリットがある。

たとえば繁華街。

例外もあるが基本、面積が狭い都市の方が大規模な繁華街が形成されやすい。

面積が広い都市は人の動きが散漫になり、人が一ヶ所に集まり難くなるというデメリットがある。

東京や大阪に大規模な繁華街が出来たのは、人口が多いということよりも面積が狭いという影響の方が大きい。

神奈川の横浜や、愛知の名古屋や、埼玉などは、人口が700万を超える大都市だが、東京の新宿や渋谷、大阪のミナミや梅田規模の繁華街が育っていない。何故か?面積が広いからだ。

あと、都市開発面でも面積が狭い都市の方が有利だ。
人が集まる場所が明確なのでピンポイントで大規模な投資開発ができる。面積が広い都市は構造的に人が集まり難いというデメリットを抱えているので一点集中の投資開発は面積が狭い都市よりも規模が小さくなる。