「東名阪」ツアー、「5大ドーム」ツアーといったように、ライブツアーにはよく会場を表す枕詞がつきます。普段はあまり意識しないことが多いかもしれませんが、「東名阪」とか「5大ドーム」って一体なんのことなんでしょう?

今回はそんな、ツアーにつきがちな枕詞について解説します。

「東名阪」は3大都市のこと
まずは「東名阪」について解説しましょう。インターネットで検索してみると「東名阪(ひがしめいはん)自動車道」が出てきました。しかし、ツアーの場合これは無関係。

東名阪(とうめいはん)」とは、3大都市である東京、名古屋、大阪をさす言葉。東京の「東」、名古屋の「名」、大阪の「阪」。一文字ずつとって「東名阪」になります。

したがって、この3つの都市でライブをするということを東名阪ツアーと呼びます。会場の規模は関係ありません。ライブハウスでもなんでも東名阪でライブをすれば東名阪ツアーです。

3大都市は人口も多く交通の便も良いので、東名阪ツアーは効率の良い集客向きのライブツアーと言えます。とはいえ東京だけで活動していたグループなどにとって、地方での集客が必要となる東名阪ツアーは一種の登竜門なのかもしれません。

5大ドームはどこをめぐる?
お次は5大ドームツアーの5大ドームについてです。日本で5大ドームと呼ばれているのは、北海道の札幌ドーム、東京都の東京ドーム、愛知県のナゴヤドーム、大阪府の大阪ドーム(京セラドーム大阪)に福岡県の福岡ドーム(福岡 ヤフオク!ドーム)です!

この5大ドームはプロ野球のためのドーム球場なので、とにかく収容人数が多いのが特徴です。東京ドームと大阪ドームは55,000人、ナゴヤドームは49,692人、福岡ドームは約50,000人、札幌ドームは53,738人と、どのドームでも5万人程度を収容できることがわかります。

大物歌手は東名阪ツアー 5大ドームコンサート
東京、大阪、名古屋にはドーム球場があります。