大阪は地形と国土軸の位置関係上、大阪を軸に放射状に円が広がる構造になれない。
京都から神戸へ抜ける国土軸の大動脈が淀川以北に集中して大阪スルーしており、それら国土軸と縦長の大阪を繋げるために大阪は南北軸一辺倒になっている。
わかりやすく言えば「T字」なっており、京阪神の流動はT字の上部の横線と縦線が交わるところに集中する。
関西は平野が歪で平野の使い勝手が悪い。
大阪は西側一面を海で塞がれ、東側一面を山で塞がれた縦長の大阪の地形では環状線の流れは生まれず、国土軸に繋がろうとする南北の縦の流れにしかならない。
だから何かとT字の上部横線(国土軸)である吹田をはじめ北摂に一極集中してしまうわけ。