名駅西口、35年度完工目標 リニア関連、2段階で整備
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リニア中央新幹線開業に伴う名古屋駅周辺の再整備事業について、名古屋市は二十八日、西口の完工目標時期を二〇三五年度とすることを明らかにした。東口は二七年度までに整備する計画を既に公表している。
 市議会都市消防委員会で斎藤高央議員(自民)の質問に市側が答えた。西口は東口に比べリニア新駅予定地に近く、工事スペースが限られるため、再整備は二七年度までと三五年度までの二段階で進める。
 第一段階では、西口のオブジェ「ゆりの噴水」を撤去したり交番を移設したりして現行の広場を大幅に拡幅。歩道も地下鉄の一部入り口を撤去するなどして広げ、駅利用者がゆったりと歩ける空間を造りあげる。
 第二段階では、現在高速バス、タクシーの乗り場がある広場の左右のスペースに高層ビルを建設。観光案内所やコンサートホール、ホテル、オフィスなどの入居を想定する。