あんな巨大な壁ビル、できなくて本当に良かった。
ただひたすら巨大な壁。景観デザインも環境配慮も全然あったものじゃない。
あんなのが出来たら、せっかく発展してきた名駅の街も名古屋も、台無しになってしまう。
そもそも納屋橋交差点から広小路一帯のビル風がハンパない状態になるし、
その先の柳橋から堀川沿い辺りにかけて、ヒートアイランドのホットスポットが発生してしまう恐れがある。
かつて、汐留の壁のようなビル群ができたことによって少し離れた虎ノ門でヒートアイランドが発生したように。
ドイツのシュツッツガルトの都市計画を見てみなさい。
1970年代に、谷間の地形を活かして「風の道」をうまく構成する街づくりを行って大成功した。
名古屋も今回の仕切り直しを機会にぜひ、世界がアッと言うような素晴らしい物を造ってもらいたいものだ。
今後に期待します。