道頓堀川を山の清流並みに水質浄化!クボタのMBR下水処理システム+平成の太閤下水整備で根本改善
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これまでの道頓堀川・東横堀川は、潮の干満を利用した水門操作により、比較的きれいな大川の水を取り込むことで、水質浄化を図っていました。
しかし、大阪市では、市域の約97%を合流式下水道により整備していることから、雨の強さが一定の水準を超えると、
雨水とともに汚水の一部が直接放流されるという課題があり、東横堀川・道頓堀川でも、降雨のたびに下水が流れ込み、
水質汚濁の原因の一つとなっていました。

しかし、大阪市が建設を推進してきた「平成の太閤下水」が2019度から供用開始された事により、今後は下水の放流がほとんど無くなる見込みです。
併せて、2019年度より川底に溜まった泥を浚渫、除去する事になりました。
さらに近隣の中浜下水処理場に膜分離活性汚泥法(MBR)を導入し、超高度処理水を活用することで、さらなる水質改善に取り組む計画です。
全設備が稼働するのは2020年度ごろの予定です。
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