東京人とは何か  

すなわち日本国の外に立つ「異民族」「蛮族」の意。

「ひな」は「鄙」ではなく「夷」であらわされていた。「東夷」も「東のひな」だった。
「夷」は、「弓大」(大は人のこと)「弓人」の合わせ字で、その訓はユミシである。
「あずまひと」のユミシとされ、転化してエミシとなる

「蝦夷」は、「東夷」すなわち「東国」の野蛮人に用いられたもので、日本の造語である。
「夷人」(ひなびと)として、「蝦」(エビとよんだ)字を冠して区別した。エミシの兄弟族ではあるが
その「未開性」への差別を「エビ」字であらわし、
エミシからの転化語のエビ人(し)→エビスとした。