夢洲のインフラ整備費用はどうなる?
https://bunshun.jp/articles/-/37139?page=2

「MGMの18年の売上は約1兆3000億円と世界屈指ですが、競合他社のシーザーズ・エンターテインメントなどと同様に、抱えている負債が大きい。米国内の施設閉鎖が続けば、10カ月程度でキャッシュが尽きるという分析も出ているほどです」(同前)

 MGMの経営悪化は、大阪としても心配のタネだ。IR開業予定地の大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)は、万博の会場予定地でもある。ここのインフラ整備費用の一部(約202億円)を、IR事業者が負担することになっているからだ。

「インフラ費用負担は応募の条件です。それを拒否すれば、MGMの応募辞退となり、公募のやり直しにもなる。代わりの事業者が見つからなければ、府市の財政負担が一気に膨らんでしまう」(前出・府政関係者)