「全ては五輪延期が発表されてから…」久米宏が『外出自粛要請』の裏事情「かなりの確信」持って語った

 フリーアナウンサーの久米宏(75)が28日、自身がパーソナリティーを務める
TBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」(土曜午後1時)で、新型コロナウイルスによる感染拡大防止のため、
東京都の小池百合子知事が出した週末の不要不急の外出自粛要請に、物申した。

 この日、「今日出掛ける時に、自分は不要不急かどうか、どうしようかなと思ってね」と冗談交じりに話した久米。
都内の感染者が40人を越えたことやスーパーマーケットが混乱した状況は、「皆さんお気づきでしょうが、
東京オリンピックの延期がほぼ正式に発表された直後から、すべて始まったんです」と解説。

 そして「つまり、東京オリンピックの開催に関する東京の街のイメージダウンに関する情報は、それまでめいっぱい抑えてきた。
で、延期が決まった瞬間、何でもかんでも発表して、まぁ感染者の数字なんてねぇどうでもコントロールできますから。
最後が合えばいいんですから。これはねぇ、東京のイメージダウンになる情報はなるべく発信しないようにしようという意思が働いて、
延期が発表されるまで抑えられていたんじゃないかという邪推ではない、これはかなり確信をもって、情報のコントロールがされていたんじゃないかなぁと思います」と続けた。

 その背景には、「予定通り東京オリンピックは開催するんだって言い続けた人がいるんです、何人か」とも発言した。