米カジノMGM、主力ホテル売却
資金は日本などに投資

米MGMリゾーツ・インターナシュナルは14日、
米ラスベガスの主力ホテル「MGMグランド」
と「マンダレー・ベイ」を、MGMグループと
ブラックストーン・グループが合弁で立ち上げ
ファンドに売却すると発表した。
MGMリゾーツは売却で得た資金を、
日本での投資などに充てる。

MGMリーゾツは売却で24億ドル
(約2600億円)の現金を得るという。
MGMのジム・ムーレン会長兼最高経営
責任者(CEO)は「保有資産を軽くし
、強いキャッシュフローを生み出す
戦略において重要な一歩だ」と述べた。
資金を振りむける先として「日本を
含む成長市場の開拓」を挙げた。

MGMリゾーツはこれまでも
「ベラッジオ」や「サーカスサーカス」
などをラスベガスで保有するホテルの
売却を進めてきた。
日本ではオリックスと組み、大阪に
おいてカジノを含む統合型リゾート
施設(IR)参入を目指している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54397320V10C20A1000000/