中国において、中国人の勤勉さは、大きな結果を生んでいる。
国の経済力を示すGDP(国内総生産)の値で、中国は2010年に日本を追い抜き、米国に次ぐ世界2位となったのだ。今や、各国の一流企業が中国に目を向けている。
日本で暮らして20年、実業家として辣腕を振るう吉林省出身の女性・趙瑾萱さん(45才・仮名)が話す。

「20年前、初めて東京に来たときはものすごい大都会だと圧倒されたけど、今は、建物も小さく駅もボロボロで古くさく感じる。
中国は高層ビルが次々と建ち、地下鉄も拡大し続けていて、すべてが新しい。最近は中国へ帰ったときの方が、近未来的な街並みに圧倒されます」

中国はどの都市も今は高層ビルしかないので、東京にはじめてきたとき、低層の住宅が沢山あるのをみて「なつかしい」と思いました。
ーー中国出身男性より