IR誘致に自信 松井市長が講演
2019年11月26日

https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/191126/20191126031.html

 大阪市の松井一郎市長が25日、大阪市都島区の迎賓施設「太閤園」で講演した。
誘致を表明しているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の実現に向けて「大阪はリスクヘッジを含めた準備が(候補地で)一番整っている。必ず区域認定を受けられる」と改めて自信をのぞかせた。

IR誘致に関する大阪府市の取り組みを「他の自治体が参考にしているようだ」と話す松井市長

 異業種交流組織「毎日21世紀フォーラム」の例会での一こま。「大阪の持続的発展をめざして」をテーマに、2025年大阪・関西万博やIRの誘致など市の取り組みを紹介した。

 IRを巡って市と府は、万博の会場地に決まっている大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」への誘致を目指している。
ギャンブル依存症の増加を懸念する声もあるが、松井市長は定期的にセミナーを開いたり、既に依存症外来を設けていることを強調。

 また、「万博前」の全面開業を目指す一方、部分開業にとどまる可能性も取りざたされるが、約240人を前に「まだ5年以上ある。楽な工期ではないが間に合わない時間ではない」と説明した。