大前研一 「カジノが不要であるこれだけの理由」
https://president.jp/articles/-/30401
訪日外国人が1000万人に満たなかった12年までなら、
観光素材としてカジノ誘致にもそれなりの意義があっただろう。

しかし、今や訪日外国人客数は年間3000万人を突破し、20年には4000万人、
30年には6000万人という目標を政府は掲げている。年間3000万人を超える時代には
カジノなどまったく必要ないのだ。

今どき、カジノを新設しているのは東欧やバルト三国、アメリカの先住民族対策地など
観光素材の乏しいところばかりで、世界的に見るとカジノ産業は斜陽化している。