住友グループ、大阪万博で100億円寄付 会場建設費に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50531470T01C19A0AM1000/
 2025年に大阪で開く国際博覧会(大阪・関西万博)の会場建設費を巡り、大阪を発祥の地とする
住友グループの親睦団体「白水会」の構成企業が計100億円を寄付することを決めたことが分かった。
経済界で工面が必要な400億円強のうち、4分の1近くにめどが付いた。

 白水会が9月下旬に開いた会合で合意した。
白水会は住友電気工業や三井住友銀行、住友商事、住友不動産など19社のトップで構成する。
住友電工の松本正義会長は関西経済連合会会長も務めており、白水会を資金集めの中核に据える構想をかねて示していた。

 万博の会場建設費は1250億円と試算され、経済界は3分の1にあたる400億円強を賄う。関経連や大阪商工会議所などは
6月、関西経済界で約200億円、白水会と経団連で約100億円ずつを担う負担案をまとめ、関係先へ協力の打診を進めていた。