IR誘致急ぐ大阪府市が環境アセスメント前倒しで代行へ異例の方針
8/29(木) 12:20
ABCテレビ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00022982-asahibcv-l27

カジノを含む統合型リゾートの誘致を急ぐ大阪府と市は、本来、事業者が行う環境調査を前倒しで代行する異例の方針を固めました。

大阪府と市は、大阪湾の夢洲にカジノを含む統合型リゾート=IRの2024年までの開業を目指しています。これに向け、府と市は、周辺の水質や動物などへの影響を評価する「環境アセスメント」の調査を来年から実施する方針を固めました。
本来、環境アセスはIR事業者が行いますが、国の基本方針の公表が遅れていて、25年の万博までの開業に向け、準備を加速するのが狙いです。環境アセスを事業者以外が行うのは異例で、調査費用、約7200万円は決定した事業者に支払いを求めます。
IRをめぐっては、横浜市が22日に誘致を表明するなど、自治体間の競争が激しさを増しています。