福岡市長会見でも神戸が川崎に抜かれたこと話題になってた。

記者
共同通信の小川と申します。人口の件ですけど、先般、政令指定都市の中で川崎市がですね、
神戸市を抜いて減少があったりしてですね、人口減が進む中で、
そういった都市間競争というのも増しているところではあると思うんですけど、
福岡県はそういったところで順調に伸びていまして、抽象的な質問で申し訳ないんですけど、
まあ要因はどこにあるのかっていうのを、市長としてどうお考えかっていうのをお伺いできますか。

市長
そうですね。人が増えていくって、いくつか要素があると思うんですが、まず仕事がないと、
住みたくても住めないんですね。それから、ワクワクするということ。
やっぱり仕事とワクワクというのは、人が集まっていく上で非常に大事な要素かなって思っています。
福岡市としては当然、第3次産業というところがメインなわけですね。これは政令指定都市の中で唯一、
一級河川がないわけですから工場をつくることができない。
第3次産業というのは、集積のメリットというものがありまして、人口が増えれば増えるほど、
これはいいスパイラルに入っていくわけですね。
そうした意味からも人口が増えていくということは、福岡の成長戦略にとっても非常に重要だと考えています。
そこで、そうした今のビジネスのニーズに応えられる、まずはハード面では「天神ビッグバン」、
「ウォーターフロントネクスト」、それから「博多コネクティッド」を含めてですね、
こうした都市としてビジネスを、それだけの特に、また高付加価値のビジネスを受け止めることが
できるハード面の整備を進めるとともにですね、やはり常に都市として動きがある、
ダイナミックに動いているという、これはやっぱり人を引きつける非常に大きな強みだと思っていますので、
こうしたさまざまな施策をとりながらですね、人にとって住みたい、働きたい、
また遊びに行きたいと思っていただけるようなまちづくりを進めています。