はしか患者、今年に入り167人…大阪府で急増
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00050127-yom-soci

国立感染症研究所は19日、最新の麻疹(はしか)の患者数を発表した。
今年に入り167人に上っている。
厚生労働省は、発熱や発疹の症状がある患者を診察する際には、はしかの可能性を念頭において注意するよう、全国の自治体を通じて医療機関に通知を出した。

発表によると、同時期の患者数では、2009年以降で最多のペースで増えている。
都道府県別では三重県の49人、大阪府の47人が多い。愛知県17人、東京都11人、神奈川県6人などとなっている。

三重県では1月初旬に患者が出始めたが、2月1日に届け出があった49人目以降、新たな報告はないという。
大阪市内では百貨店でバレンタインフェアの従業員と客計19人の感染が確認され、大阪府茨木市の「大阪府済生会茨木病院」では医師を含む10人が感染する院内感染が起きた。
また、はしかに感染した40歳代女性が今月8〜10日に、新幹線で新大阪―東京間を往復したことも判明している。