大阪市の吉村洋文市長は11日、読売新聞のインタビューに答え、大阪開催が決まった
2025年国際博覧会(万博)の会場となる人工島・夢洲(大阪市此花区)への
大阪メトロ中央線の延伸について、24年にも開業させる方針を明らかにした。
大阪府・市が夢洲への誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)との同時期の開業を目指す。

 府・市の計画では、夢洲の中央部に大阪メトロの新駅を設け、南側の咲洲にある中央線コスモスクエア駅から延伸させる。
IRの大阪開業が決まった場合、府・市は万博会場(155ヘクタール)の隣接地(70ヘクタール)で
24年の開業を目指しており、吉村氏は「地下鉄はIR開業とほぼ同時期に完成させたい」と述べた。

 来年度から設計に入り、20年度に着工を予定。540億円を見込む事業費のうち、202億円をIR事業者に負担させる方針だ。
https://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20181212-OYO1T50005.html