名古屋に親戚がおる関係で大学の夏休みに愛知万博のボランティアみたいなことをやったけど、
万博が成功するかどうかは企業館しだい。
外国館については欧米諸国は全くやる気がない。

欧米の国民は、外国でやる博覧会のために、どうして自国の税金を使うんだという意識が強いらしく、
欧米の各国館は金のかからないモニュメントみたいなのばっか。
アメリカ館、イギリス館、フランス館、ドイツ館とかほんとにつまらなかった。
アラブ諸国の館は物産展と化していた。
イエメン館とか、やたら首飾りとか指輪とか買ってくれとつきまとっていたし、
展示物は確かリビア館とか巨大な土管がどんと置いてあるだけだった。
その他の館もほとんど、金のかからない展示物と、あとは映像でごまかす感じ。

愛知万博の当時はまだスマホがなかったし、ネットも発展途上だったけど、
今は、あの愛知万博のときの外国館のような見させられるなら、ネットの方がより充実している。
それに対して、
企業は全て最高だった。
日立館やトヨタ館は5時間くらい待っても見る価値があると思った。
企業館が成功するには、地元にメーカーの大企業の本社や基幹工場があることが必要なので、
メーカーの本社や基幹工場が多い愛知県は企業館が成功する要素があったということだろう。

なので、大阪万博が成功するには、メーカーの大企業の多大な協力が必要。
あと、外国館も、ちゃんと交渉していかないと、ろくでもない展示物だらけになるし、
ある程度、ちゃんとしたものにするために、大阪は、色々とお金をせびられることになる。
大阪万博の時には10時間待ちとか出た、アメリカ館の月の石も、
同じ物が愛知万博で展示されてたけど、全然人気がなかった。