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関空被害で外国人の消費が減少

09月23日 07時05分

台風21号の被害によって関西空港の機能が低下
した影響で、外国人旅行者による消費は300億円
余り減少したとする試算がまとまりました。

「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」の
試算によりますと、今回の関西空港の被害で
1日あたり2万人の外国人が関西への旅行を
取りやめたと想定しています。
関西を訪れた外国人1人あたりの消費額は9万
6000円と推計され、台風が接近した9月4日
から、第1ターミナルの運用が全面的に再開
される前日の9月20日までの17日間で試算
した結果、外国人旅行者による消費は
326億円減少したとしています。
これは、平成29年1年間の関西での外国人
旅行者の消費額と推計される1兆1500億円
余りの約2.8%にあたるとしています。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは
「消費の減少額は小さくはないが、消費額が
伸びているなかで吸収できる規模だ。関西に
おける訪日外国人の消費が腰折れするとは
考えにくい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180923/0007621.html