名古屋城の木材調達議案を可決 天守復元で市議会
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32610790U8A700C1CN8000/

 名古屋市議会は4日の本会議で、名古屋城天守閣の木造復元で使う木材の調達など
約94億5500万円の契約を市が施工業者の竹中工務店と結ぶ議案を賛成多数で可決した。
契約は天守閣の柱や梁(はり)に使うヒノキやマツなど約2300本を同社が調達し、製材するとの内容。
市は契約が遅れると2022 年末の完成予定に間に合わなくなると説明していた。
 河村たかし市長は本会議の終了後、記者団に
「(木材調達の議案可決は)良かった。世界の宝ができる」と話した。
 6月定例会の最終日となる同日の本会議では、大阪北部地震を受け、
民間のブロック塀を撤去する補助金の対象件数を増やす約2740万円の一般会計補正予算案なども可決した。