JR東海の社長自体がそう明言されてましたから。
そもそも名古屋〜東京間にほとんど航空需要がありませんので必ず同会社であるJR東海の東海道線から客がリニアに移動分散することになるので間違いなく黒字にはなりません。
リニアの輸送能力は新幹線よりも少なく、スピードが時速500キロ以上出る以上は新幹線よりも過密ダイヤにするのは難しそうです。
にも関わらず電力消費は従来の新幹線の約3倍程だそうです。
新しい技術のものほど車両にしてもメンテナンスにしても費用は高くなる傾向にあることからランニングコストが新幹線よりも高く赤字になりやすいと考えられます。
なので黒字化しようと思うと新幹線よりも千円高いとかそういうレベルじゃなく値上げする必要がありそうです。
それと名古屋駅の地下リニアホームから在来線への乗り換え移動時間は大体5分〜10分くらいだそうなので地下30mの割には早く乗り換えられる印象ですが、
品川駅の大深度地下の40mホームから在来線への乗り換え移動時間は15分〜20分くらいだそうなのでこれほど時間が掛かると
時短効果が薄れてしまいますし単純にしんどいのでちょっと強い不満も出てきそうです。
基本的にリニアは東海道新幹線でも奪いきれなかった航空需要を吸収しないと黒字化は難しそうですし、中途半端な距離では意外と時短効果は高くないかもです。
何が言いたいかと言うとちょっと名古屋の人はリニアに期待し過ぎかもしれませんね...
