大阪空港線は採算性要検討 なにわ筋連絡線、新大阪連絡線は「概ね良好」 国交省が試算
2018.04.11
https://trafficnews.jp/post/80203

路線図
https://contents.trafficnews.jp/image/000/018/080/180411_kinkiairrail_01.jpg
広域路線図
https://contents.trafficnews.jp/image/000/018/081/180411_kinkiairrail_02.jpg

※今回の試算は、なにわ筋線が開業していることが前提です。

・北梅田〜十三間のなにわ筋連絡線は、建設費が約870億円。
 同線が整備されると十三〜関西空港間は乗り換えなしになり、約14分短縮されます。
 輸送人員は1日あたりおよそ9.2万人〜10.2万人。
 事業の妥当性を評価するための指標である費用便益比は1.7〜1.8

・十三〜新大阪間をつなぐ新大阪連絡線は、建設費が約590億円。
 十三〜新大阪間は約11分短縮されます。
 輸送人員は1日あたりおよそ5.5万人。
 費用便益比は1.4

(※なにわ筋連絡線と新大阪連絡線を同時に整備した場合、建設費は約1310億円。費用便益比は1.7〜1.9)


・大阪空港線は、建設費が約700億円。
 梅田〜大阪空港間は約6分短縮されます。
 輸送人員は1日あたり約2.5万人です。
 費用便益比は1.4


・西梅田・十三連絡線は、なにわ筋線・なにわ筋連絡線と一部区間が競合。
 費用便益比は1.3