大阪、票田アフリカ開拓 万博誘致レース後半戦に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29684870R20C18A4AC8000/
 大阪開催を目指す2025年国際博覧会(万博)は20日までに、
博覧会国際事務局(BIE)による立候補3カ国の現地調査が終わり、誘致レースは後半戦に入る。
大票田のアフリカ票の行方が勝敗を左右するとされており、
大阪府の松井一郎知事は同日、発展途上国の会場使用料を無償にする方針を示した。
ライバルのロシアが調査団から高評価を得る中、国際的なPR合戦が一段と熱を帯びそうだ。
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 「大阪で万博が開かれ、街が発展するのは良いことだ」。
在阪韓国総領事の呉泰奎氏は20日、松井知事を表敬訪問し、協力に前向きな姿勢を見せた。
日本はBIE加盟170カ国のうち、地理的、文化的に近いアジア(18カ国)や
中南米(30カ国)の支援拡大に力を入れており、府幹部は「すでに支持を表明した国もある」と手応えを口にする。