【大阪都構想】首相が「反対」の認識伝える 自民大阪府連に
https://mainichi.jp/articles/20180414/k00/00m/010/173000c
 自民党総裁の安倍晋三首相が13日、大阪市を廃止し特別区に再編する
「大阪都構想」への反対や再度の住民投票実施に否定的な認識を自民党大阪府連に示したことが分かった。
14日開催の党員大会に出席するため訪れた同市内で、首相と会食した府連幹部が報道陣に明らかにした。

 出席した府連会長の左藤章衆院議員らによると、都構想の制度案を協議する
法定協議会での進展具合について、府市両議員団の幹事長が安倍首相に説明した。
安倍首相は「住民投票はしょっちゅうやるものとは違いますね」などと述べ、
都構想の実現や、日本維新の会への応援についても否定的だったという。
2015年5月の住民投票で否決された後も、安倍首相は都構想について
「それぞれの地域が判断すべきもの」などと国会で答弁している。

 別の会合に出席していた維新代表の松井一郎大阪府知事は報道陣の取材に答え、
「(府連への)リップサービスが過ぎるかなと思う」などと話した。