トヨタ系サプライヤーが次世代シートで共闘、パナソニックとケンカ?

2018年02月25日
トヨタ紡織、豊田合成、東海理化が自動運転向け念頭
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180225-00010000-newswitch-bus_all

■記事抜粋
トヨタ紡織、豊田合成、東海理化はいずれもトヨタ系の部品メーカー。
将来の自動運転車では車内空間のデザインの自由度が飛躍的に高まると
予想され、ハンドル周辺やインストルメントパネル(インパネ)、
シートといった各要素をまとめた一体的なデザインの重要性が増す。

一方でトヨタをはじめ完成車メーカーは自動運転機能やシェアリング(共有)
経済の創出などの開発案件が増える。
ただ、社内の開発陣は限られており、既存の内装品はサプライヤーによる一体提案の
ニーズが大きくなっている。
3社は将来、内装部品の生産機能は各社に残しつつ、車内の空間設計やシステムの
開発機能の統合も視野に入れる。

<解説>
トヨタ自動車系の内装関連3社が次世代製品の開発で手を組む背景には、
単なる製品の高度化だけではなく、自らの事業領域に迫り来る電機大手や
海外大手部品メーカーへの猛烈な危機感がある。

「既にパナソニックと“ケンカ”(受注競争)をしている」。
トヨタ系部品メーカー首脳はこう明かす。
パナソニックは強みとする車載電池に加え、1月の米家電・IT見本市で
自動運転車のコックピット(運転席)周辺の製品を展示するなど、
内装分野にも進出する構えを見せる。
日立製作所や三菱電機などの“重電系”も車業界に売り込みをかけている。

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必ずしもグループ全体をみると、トヨタとパナは仲がいいとは
言えないね