大阪IRに備え「日本人を積極雇用」 米カジノ大手・ラスベガスサンズ幹部

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)運営大手、米ラスベガス・サンズのジョージ・タナシェビッチ・グローバル開発マネージング・ディレクターが17日
大阪市内で産経新聞のインタビューに応じ、大阪湾の人工島、夢洲(ゆめしま)(同市此花区)でのIR開発構想への参画に備え、日本人の雇用を積極的に行う考えを明らかにした

同社では現在、ディーラーなど日本人90人が働いており「現在のニーズ、(日本に進出する場合の)将来のニーズに対応するため、機会があれば日本人を積極的に雇いたい」と述べた

また、同社はシンガポールで、ビル3棟の上に船が浮かぶデザインで知られる「マリーナベイ・サンズ」を運営するなど
アジアに注力しているが、展開する各地のIR施設が連携し、複数訪れれば、ポイント付与で特典が受けられるサービスなどを検討している

政府は15日、IR内のカジノに関し、1施設あたりの面積の上限を1万5千平方メートルとする規制案を与党に示した
これについてタナシェビッチ氏は17日、同市内で開催されたセミナーで、IRの経済効果を抑制するとの見方を示した。

 大阪府市は平成31年度までにIRの開発事業者を選定する計画

http://www.sankei.com/west/news/180217/wst1802170055-n1.html