2014年当時の記事

> 三菱東京UFJ銀行名古屋ビル(名古屋市中区錦3−21−24)の建て替え構想が浮上している。
>同ビルは、旧東海銀行本店として1961年に完成。耐震補強を実施しているが、リニア中央新幹線
>開業を2027年に控え、複数の高層ビル建設が進む名古屋駅周辺に対抗して、名古屋の繁華街・栄
>地区の活性化に貢献するため、リニア開業までを目標に新たなビルの完成を目指す。

> 現ビルの規模は、地下3階地上9階建て延べ約5万u。設計は日建設計、施工は大林組が担当した。
>建て替えの事業スケジュールなどは未定だが、同行によると施設規模は、現在と同等か若干大きくなる
>ことが見込まれているという。今後は、建て替えに向けて工事期間中の移転先の選定を進めていく。

だって。ただ、当時と若干状況が異なるのは、アセスが緩和されている点と、オフィス市況が好調なこと。
ここは、特定都市再生緊急整備地域の指定区域内なので、新基準が適用される。同じ街区内に立地する
中央広小路ビルは、既に多くのテナントが退去している状態だが、再開発との関連性は不明。また、
それ以外のテナントビルに関しては、今のところ目立った動きはない。