福岡市都心部にある大名小跡地(中央区、約1・2ヘクタール)の
再開発を担う民間事業者を公募していた福岡市は27日、
積水ハウス(大阪市)や西日本鉄道(福岡市)などでつくる
企業グループを優先交渉権者に選ぶ方針を固めた

同グループは、大名小跡地の建物の高さ上限が国家戦略特区の
規制緩和で約115メートル(26階建て相当)まで認められた
ことを踏まえ、外資系の高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」を
核とした複合ビルを開業させる計画を市側に提案していた

大名小跡地は「天神西通り」に近接する都心部の超一等地で、
市は再開発事業・天神ビッグバンの中核と位置付け、
昨年10月から民間事業者の公募手続きを開始
積水ハウスと西鉄などに加え、
福岡地所とJR九州をそれぞれ中核とする計三つの企業グループが
手を挙げていた