政府は26日、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)の
設置数の上限について、「高度な政治判断が必要だ」として
与党の議論に判断を委ねる方針を固めた

同時に、地方へのIR誘致に乗り出す自治体の動きを
考慮に入れるよう提案する
政府はこれまで大都市圏を念頭に2〜3カ所とする方向で
検討してきたが、事実上の軌道修正となる
これを踏まえ、
全国で4カ所以上も視野に与党の検討が進む
公算が大きくなった

28日の自民、公明両党の会合でそれぞれ議論を本格化させ、
各党内や与党間協議を経て最終決着を目指す
IRの設置数は今国会に提出予定のIR実施法案の焦点で、
全国の自治体の誘致活動に影響を与えそうだ