中国は沿岸部の開発に始まり一段落すると内陸部を開発し今は一帯一路を開発している。
これが軌道に乗れば新たな人の流れが生まれ、富が発生し、中国を中心とする国際秩序が
構築される。
中国は、アメリカをも凌駕する国へと進化しようとしている。
対する日本は地方に投資するのは無駄だと言い、一極集中を進めてきた。
東京はすでに過密であり人も道路もビルも飽和状態である。
いくら金をつぎ込んでみたところで劇的な変化が起こるわけでもなく新たな富も人の流れも
生み出されることはない。
結果失われた20年、国内一出生率が低いところに職を求めて若者が集中した結果人口減少を
引き起こし日本を衰退させている。
大阪も企業や金融機能を奪われ、札幌や福岡レベルにまで衰退するのも時間の問題である。
大阪は極端な1極集中の国内で勝負していてもどうしようもない。
アジアに出ていくしか生き残るチャンスはない。
幸い東アジアは世界で最も人口密度が高く大都市が集中しており成長力も高い。
東アジアに国を超えた大都市交流圏を創造すれば、一帯一路を遥かにしのぐ新たな人の流れを造りだせるかもしれない。
英知を尽くして果実を得る仕組みを考え出せれば大阪にアジアの成長力と人と金が流れ込んでくる。