市が交換を急ぐのは、水銀や水銀を使用した製品の製造と
輸出入を規制する国際条約「水銀に関する水俣条約」が発効し、
33年1月以降、水銀製品の製造や輸出入禁止によって
水銀ランプの入手が困難になるため
一方で、LED化により環境負荷低減を図れる利点もある

市によると、一般型水銀灯約1万6千灯をLED化した場合、
消費電力は約7割削減され、料金にして年間約2億7千万円の
削減が見込まれるほか、ランプの寿命が水銀灯が約3年なのに対して、
LEDは約15年と長く、維持管理費も約15年間で8千万円程度、
削減が見込まれるという