【世界が注目?】札幌圏のまちづくり11【環境都市】

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2017/10/28(土) 21:46:31.43ID:3V6ynkPm
この20年で、人口オーナス、グローバル化、IT化、地球環境の変化などにより札幌いや日本の置かれる環境は変化している。
いわゆる「量産型社会』で育ったこの日本社会の問題点を時代がガンガンあぶり出してきている。
こうしたパラダイムシフトにフレキシビリティなまちづくりについて語ろう!


◆札幌圏に道民の半数が在住
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石狩管内(札幌市+北広島市+恵庭市+千歳市+江別市)+南幌町+長沼町+苫小牧市+小樽市+岩見沢市(10自治体)
石狩市を含めると石狩管内+小樽市+苫小牧市で約267万人となり過半数で、このうちDIDエリアに9割を超える人口がいる。
石狩市は合併で縦に長くなったが、旧石狩市の区域は、市の全人口の9割弱が集中している。
2017/10/29(日) 16:24:51.00ID:aWftcWVP
札幌は、開拓使設置以来たったの150年で人口196万人の大都市に成長し、周辺人口265万人までに成長する。
世界最大の積雪都市でもありながら、この先進国である日本でも、国内有数の経済規模を有し、
冬期間も生活レベルを極端に落とすことなく維持していると言える。

この札幌において、高度成長期に急激に人口が急増して、市街地も急拡大した。
1970年には百万人を超え、その後も40年で面積を変えずにほぼほぼ人口が倍増した。
かつての離農世帯や産炭地からの人口流入が主な原因ではある。
かつて、漁業や海運業が盛んな小樽も近く、石狩川と言う大きな川もあり、物流の運搬や水源になる。
鉄路を敷くのに夕張から産出された石炭を小樽港へ運ぶ際の中継地としても丁度良かった。
住むという面でも、物流の面でも石狩平野の現在の札幌あたりが最適だった。

さらに、農業基本法の成立と石炭から石油へのエネルギー政策の転換が契機となって、このサイクルを数十年間も繰り返し、
広大な平野は、排水事業により大規模住宅地へと変わり、人が集まればモノが売れるようになり、
売れるようになると雇用が増え、雇用が増えるとまた人が集まる。

こうした環境のなかで、安全・安心な冬の暮らしに資する独自技術や製品を数多く生み出し、世界に誇れる寒冷地技術を有している。
北方型の都市構造や都市景観は札幌の個性の一つとなって冬の気候特性を上手に活用したスキースノボや
雪まつりといった個性的な市民文化も定着している。多雪・寒冷という気候に育まれた森林は、四季折々に
すばらしい札幌の自然景観を演出してきている。さらに、冬の積雪は貴重な水源であり、自然の水循環を支えている。

モエレ沼公園はかつてゴミ処理場であったが、多くの市民や観光客に愛される公園へと変貌した。
ガラスのピラミッドに地域固有の自然エネルギーである雪を活用した冷房システムを導入している。
広大な敷地には幾何学形態を多用した山や噴水、遊具などの施設が整然と配置されており、自然とアートが融合した
美しい景観を楽しむことができ、四季折々の春にはサクラが咲き、夏には水遊び場や噴水など札幌のさわやかな夏を彩る。
秋には紅葉、冬は一面の雪景色の中でクロスカントリースキーやソリ遊びが楽しめる。
2017/10/29(日) 16:25:08.21ID:aWftcWVP
北方圏を代表する大都市である札幌は、多雪・寒冷という気候特性を持ち都市や住宅の構造は雪や寒さに対応した形態となり、
本州以南よりも冬の室内温度が高い。地下鉄の駅近くなら、幹線沿い、バス路線沿い、学校・病院の近くなどは優先的に除雪される。
マンションなら雪かきは不要で、ロードヒーティングが完備されている。戸建てでも、ロードヒーティングや融雪槽がる家もある。
行政の力では考慮してもらえないような場所でも、個人企業向けの除排雪作業を行ている会社もある。
除排雪作業というのを土建業といった業界で、季節サービスといった形で併行している。
お得意様ともなれば、連絡をしなくても雪が積もっていれば駆けつけて除排雪をしてくれる。

除排雪の強化や融雪技術のさらなる育成やコストを抑える技術についてはどーなの?
雪対策費用のうち、約3割が運搬排雪でトップだという。除雪そのものは車道、歩道合わせてそのうち2割に満たない。
生産性、技術人材育成、VE対策、自動化の点でどうなの? 設備や情シス関連では2割程度でしかない。

こうした生活インフラは、そろそろ中長期視点での投資が必要な時代だ、
廃熱やヒートポンプなどを活用する方法や、堆積した雪をスターリングエンジンによる発電原理を応用した発電や
温泉・太陽光・雪や氷、製鉄所や清掃工場などからの廃熱・自動車のエンジンからの熱などの熱源を利用した温度差エネルギーに変える。
また、開発局のほか除雪機械や電機・通信の各企業、維持除雪を請け負う建設会社、寒地土木研究所などが集まる
プラットホームを立ち上げ、新たな除雪技術の開発や普及に取り組む必要がある。

また、住宅も北海道には産学官が連携して生み出した北国仕様の住宅建築様式「北方型住宅」がある。建築工法を工夫し断熱性
を高めて省エネ型にするのが特徴。また、住宅の改修履歴などを管理するカルテ制度を使うことで、世代が替わっても100年に
わたって省エネ住宅に住むことが可能になる。ここ30年くらいの家は屋根が平らなケースも多く、屋根の上に雪を溶かしてくれるので、
特に雪下ろしも必要ないし雪が落ちてくる事もない。

積雪寒冷地の北海道の冬は寒さが厳しい。建物の耐久性に加えて高断熱・高気密を追求し、断熱材の厚みは標準的な住宅の
1.5〜2倍で国内最高水準を誇る。基礎工事を工夫することで、光熱費などの出費を抑えることができる。
暖房の設備仕様には、寒冷地対応エアコン、換気には熱交換型換気システムが採用されている。
室内の温度差を少ない状態にするためには、家全体を暖める場合、その光熱費は住宅の躯体性能に左右されることになる。
また、こうした躯体強化は、冬の暖房だけでなく、夏の冷房の使用についても必要最小限に抑えることで、
年間の光熱費を大幅に削減できる可能性があるという。

「札幌版次世代住宅基準」は、外皮平均熱貫流率と一次エネルギー消費量(全体、暖房+換気)、相当隙間面積という4つの指標により、
新築住宅は5段階、改修住宅は3段階の等級を設定している。一定の等級以上で新築する方へ建設費用の一部を補助する制度がある。
ただ、スタンダードからトップランナーにかけて機械的に上げていくと、窓の性能によってUA値が頭打ちとなり、クリアするのは
非常に厳しくなるので、計算をして検証する必要があると思う。
これを下回る性能の高い窓などについては、UA 値を算定する場合に、窓の大きさごとに JIS に基づく計算値を用いる必要があり、
高性能のサッシのカタログ値はそのまま使えない。
性能評価と確認申請、金融支援機構の適合審査がセットになると、それぞれの機関と調整がスムーズになるだろう。
2017/10/29(日) 16:25:55.95ID:aWftcWVP
札幌の気候について、日本海側気候に分類されるが、太平洋側的側面を有する。

日本海側気候に分類されるが、冬型の気圧配置でも割と晴れ間はある。関東のような安定している日は少なく、
北部や山沿いほど不安定になりやすい。
西側の山々や積丹半島の地形により、雪雲がブロックされやすく。また、風下側に平野が広がり雪雲が停滞することなく流れやすい。
ただ、西南西だと、雪雲が積丹半島の地形のくぼみを通り、山々を迂回して札幌方面に収束され南区を中心にまとまった雪になる。

北風型だと雪一本か雪時々曇になりやすい。北海道の東側に低気圧の中心が位置すると、石狩湾方面から雪雲が入りやすい。
筋状の雲なので小雪になったり、吹雪になったりを繰り返す。時に、冬晴れが多い太平洋側の千歳や苫小牧などもまとまった雪となるが、
西北西だと雪が多い岩見沢は雪が少ない。

冬型の気圧配置が緩み始めたとき、石狩市や札幌北部では、局地的な大雪や暴風雪となることがある。
気圧の傾きがゆるくなったり、発達した低気圧が千島列島の東方洋上に去った場合に北海道の西海上に
小さな低気圧が突如現れるもののその寿命は短い。

また、オホーツク海が流氷に覆われると、北海道は大陸性気候になって晴れやすくなる。

海から立ち昇る水蒸気の量が減って雲が発生しにくくなることや、太陽からの熱を吸収しにくくなることなども手伝って
晴れて放射冷却現象が発生し、より気温が下がりやすくなりことがある。
流氷域や北海道の内陸には強い冷気による小さな高気圧が発生しやすくなるため、オホーツク海側ばかりでなく、
内陸部各地の冬の寒さを一層厳しくする。

北海道の内陸や流氷に覆われて陸地のようになったオホーツク海で、放射冷却現象などによって作られた、
天気図に現れにくい高気圧から日本海に向かって冷気が吹き出し、雪雲の流れを押し返すことによって
冬型の気圧配置でも、筋状の雲が北海道を迂回して、本州日本海側にかかる。ただ、渡島半島や積丹半島にかかることがある。
北風型でも、札幌が晴れることもある。

札幌は初夏に向けて、晴れる日数が降水のある日数の2倍多く、一番日が長い6月は全国的には梅雨時期であるが、
晴れる日も多い。 しかも、札幌は夏至の頃の日照時間は15時間22分とどの地域よりも長い。

日本海側であり、南風でもさほどジメジメした感じにならない。北海道の湿度はまだまだ「序の口」。
その一方で、日本海、太平洋両方に開けた土地なので、風の通り道になりフェーンが起きにくい地形ではある。
苫小牧〜札幌では、北に行くほど気温が高くなり、都市排熱に加えフェーンが起きやすい手稲区では都心より数度高いこともある。
ただ、小樽や石狩、札幌北部では、北風にかわると一気に気温が下がる。
太平洋にも開けた土地なのでやませの影響が少しあり、オホ高による湿った冷たい北東風が吹き関東や東北太平洋側がぐずつく時期に
太平洋からの湿った南東風でスッキリ晴れないこともある・・・
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