◆旧態依然の百貨店必要ない　興和・三輪社長一問一答
　三輪芳弘社長（６１）の一問一答は次の通り。
　
−新たな施設では百貨店はやらないのか。
　「子会社にした時点でデパートは無理だと申し上げている。インターネットの時代に、旧態依然としたデパートは必要ない。
丸栄は十数年、二十年ぐらい前に提携するなり、いろんなことをしていかないといけなかった」
　
−丸栄の名前は。
　「それは分からない。存続して別のことをやるかも分からないし、休眠させるかもしれない。
時代にマッチしない名前だったら変えないといけない」

−丸栄の従業員はどうなる。
　「これまでにかなりの人数は減らしてきたが、今も働いている人がいるので配置転換を考えなければならない。
関連会社に行ってもらうとか。なるべく問題の起きないような方向で考えている」

　−一部地権者との合意ができていない。
　「時間が解決するんじゃないか。私どもが、名古屋の人のために何とかやりたいというのはずっと変わっていない」

　−一体開発は単独でやるのか。
　「一社だけでできるものではない。デベロッパーなどノウハウを持っているところも入って、みんなで協力して一緒にやっていく」