大阪ビジネスパーク、計画半世紀完成へ 最後の高層ビル20年に
2017/10/12 2:00日本経済新聞 電子版

 大阪城北側の兵器工場跡に高層ビルを林立させる大阪ビジネスパーク(OBP)計画が1969年に打ち出されてから半世紀。全てのビルが出そろい完成する。
松下電器産業(現パナソニック)グループなどが業務・商業ビルを建設してきたが、地区内最後の空き地6600平方メートルを富士通から京阪神ビルディングが購入。
オフィスビルを2020年に完成させる。

 18年の着工予定で、建設費200億円をかけて15階建て、高さ100メートル弱のビルを建設する。
延べ床面積約4万平方メートルの上層階がオフィス、下層階にデータセンターが入る。オフィスはワンフロア2300平方メートル程度の広々とした空間を確保できる。
梅田地区よりも割安な賃料を設定できるという。