全工場でずさん検査、日産打撃 法令軽視の批判は必至
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00000111-asahi-soci

日産自動車で、国内で車両を組み立てる全工場でのずさんな運営が明るみに出た。
本来は社内で検査員と認められた従業員が完成車を検査する必要があるが、
守られていなかった。新車登録前の6万台の検査がやり直しとなり、
ユーザーに渡った100万台規模も対象の可能性がある。
法令軽視の批判は免れず、ブランドイメージや業績への悪影響は避けられない。

問題があったのは、追浜工場(神奈川県)、栃木工場(栃木県)、日産九州(福岡県)、
日産車体(神奈川県)、同社傘下のオートワークス京都(京都府)、日産車体九州(福岡県)で、
国内の車両組み立ての全6工場だ。
9月18日、国土交通省が日産車体湘南工場(神奈川県平塚市)に抜き打ちで立ち入り検査して発覚した。
日産はその時点まで事態を把握していなかった。