高島屋3〜8月売上高、大阪店が数十年ぶり1位 免税品好調
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 高島屋やJ・フロントリテイリングが10日発表した2017年3〜8月期の連結決算では大阪市内の百貨店の好調が目立った。
高島屋大阪店の売上高は前年同期比9.2%増の674億円。
日本橋店(東京・中央)や横浜店(横浜市)を上回り、同社の店舗で「数十年ぶり」の1位となった。
訪日客向けの化粧品など免税品の販売が業績を押し上げた。

 同店の国内客向け売上高は0.1%増となった。
記者会見した高島屋の秋山弘昭専務は「株高で富裕層の購買意欲も戻り、時計など高額品が回復した」という。

 Jフロントの大丸心斎橋店は売上高が10.8%増の389億円。免税品が56.1%増の110億円となった。
「中国からのお客を新決済システムを導入して呼び込めた」(好本達也常務)という。