2004/02/11(水)
浅間台と言えば、昭和38年の黒澤名画「天国と地獄」(モノクロ作品)の
舞台となった権藤邸からの横浜の眺めを思い起こすな
この前DVDで初めて見たが、タイトルと同時に現れた暗くくすんだ
横浜港の眺めは、最初ペリー来航の幕末の写真を利用したものかと思った
ところがしばらく見ていてそれが当時(昭和38年)の風景であるとわかって、
正直ショックを受けたよ
たった40年前の映像なのに、今見る浅間台からの摩天楼とは
全くかけ離れた姿であったから、ありゃ江戸時代の景色だよ

そして横浜がこの僅か40年間に如何に急激に成長してきたかを強く実感した
これでは確かに成り上がり都市と言われても仕方がないのかも知れないが、
横浜とはそういうものなのだろう
この勢いでいけば、もうあと40年後は一体どんな姿になっているのか、
現在からはまた全く想像もつなかい世界になっているに違いない