重症患者「救急搬送受け入れ拒否」最多は東京、2位埼玉…最も少ない沖縄
https://www.j-cast.com/tv/2013/03/06168327.html?p=all
埼玉・久喜市で今年1月(2013年)、1人暮らしの75歳の男性が体調不良で救急車を呼んだが、
埼玉、茨城両県の25の病院が36回にわたって受け入れを断った。結果、2時間半後に病院に
運び込まれた時にはすでに心肺停止状態で、死亡を確認するだけに終わった。
「人員や設備がない」「ベッド満床」「他の患者治療中」「専門医不在」…

1月6日午後11時25分の119番通報は「呼吸が苦しい」だった。6分後の31分には救急車は
到着したが運べなかった。38分に久喜市内の病院から始まった受け入れ要請は次々に
断られていた。久喜市内の4つの病院をはじめ、さいたま市、春日部市、茨城県古河市など
14の市町の25病院から、2度、3度の要請も含め36回も拒否が続いた。午前1時52分、
2度目の要請で茨城県境町の病院が受け入れたが、病院に着いたのは通報から2時間50分後の
午前2時15分だった。

拒否の理由は「処置困難(人員や設備がない)」16件、「ベッド満床」7件、「他の患者治療中」5件、
「専門医不在」4件、「その他」4 件だった。消防庁によると、救急医療機関が重症患者の受け入れを
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3回以上拒否したケースは、2011年に1万7281件で、最多の東京は3500件、埼玉は2448件でワースト2位
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だった。最少は沖縄の3件である。10回以上の拒否も753件、20回以上も47件あった。


http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/tksei02.html
■平成27年4月現在、東京消防庁管内に240隊の救急車があります。
■平成26年中の救急車の出場件数は、過去最多の約76万件でした。
■東京は全国で最も、救急隊が現場に到着するまでに時間がかかっています。
■救急車の出動から現場に到着するまでの平均時間は約7分54秒でした。
(東京消防庁管内・平成26年中)