名古屋再開発、熱い伏見 タワマン半年で完売「記録的」
朝日新聞デジタル 5/24(水) 9:25配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170524-00000024-asahi-bus_all

 名古屋市中区を中心とする伏見地区で再開発が相次いでいる。2027年のリニア中央新幹線
開業を控え、名古屋駅と栄地区に挟まれた立地が改めて注目されているためだ。超高層マンシ
ョンとホテルの建設が目立ち、オフィス中心だった街の姿が変わりつつある。

 「350戸近いマンションが半年で完売した。2、3年かかってもおかしくないから記録的だ」。販売
した野村不動産の担当者が驚くのは、堀川近くの29階建てマンション「プラウドタワー名古屋栄」。
徒歩で名古屋市営地下鉄伏見駅から6分、名古屋駅まで十数分。70平方メートルの部屋で、
おおよその価格は5千万円台後半だった。15年9月の売り出しから半年で売り切った。

 この地域で少なかった食品スーパーに加え、銀行店舗や病院の入る施設を併設する。マンション
購入者への引き渡しは7月下旬から。「伏見にタワーマンションが少なく、都心に住みたい人の需要
が取り込めていなかった。その分、引き合いが強くなった」と野村の担当者は話す。

 そばにある劇団四季の劇場跡地では、大和リゾートがビジネスホテル(247室)をつくり、「ホテル
JALシティ」も近くにできる。中村区名駅南2丁目では、東横インが805室のホテルを建設中で、市
内では自社最大の物件となる。

半年で完売した「プラウドタワー名古屋栄」(左)。
商業施設を併設し、ホテルも手前に建設される。「グランドメゾン御園座タワー」も完成間近だ(右奥)
=名古屋市中区
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