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かつてイタリア村で、つまずいたガーデンふ頭も再び活気づいて来たね

17年度中に市場調査/ガーデンふ頭23ha再開発/名港管理組合検討委 [2017-05-18 12面]

名古屋港管理組合が設置するガーデンふ頭再開発基本計画検討委員会(委員長・秀島栄三名古屋工業大大学院工学研究科教授)は17日、名古屋市のプロト葵ビルで第3回会合を開いた。
同ふ頭地区22.6haを対象とした計画内容のイメージや再開発実現に向けた取り組み、基本計画の中間取りまとめ(案)について議論した。 
議事では、同地区のイメージに「親水性」を据えるほか、「水族館のあり方」「他地区との違いを明確にすること」「海洋文化の普及を重視する必要がある」などの意見があった。
 このほか、再開発に当たっては、デザインの一体感を重視することなどを示している。
 今後、6、7月に「基本計画の中間とりまとめ」について市民や民間事業者から意見を募集する。
これを踏まえ、8月の第4回会合で基本計画をまとめる。その後、名古屋港管理組合が今秋までに基本計画を策定し、年度内にマーケットサウンディング(市場調査)を実施する予定。
 再開発は海洋文化、飲食物販、イベントなどの機能を取り入れる「にぎわい」と、緑地・広場、宿泊、スポーツ関連機能などを導入する「くつろぎ」の2ゾーンの機能配置で実施する。
 民間事業者の投資意欲向上、アイデアや意見を取り入れるため、商港区と修景厚生港区の用途地域を分区指定なしの「構築物の用途規制なし」に変更、また、建ぺい率を60%から80%に、容積率を200%から400%に規制緩和し「大規模な集客施設などの開発」を目指す。