幼児期において、積み木や組み立て式の玩具で遊ぶことや工作なども、空間認識力を高める。説明書をみて模型通りに作るのもいい
自らのアイデアを形にするのなら、空間認識力だけでなく創造力を培うことにもなる。

算数では展開図を3次元のイメージにおこして考えることで、より早く正確に答えを出すことができる。
文章題でも有効だ。文章を図解化して考えやすくできる。

図工は、創造する喜びや鑑賞する楽しさを教えるなどといった芸術的な要素だけでなく、
工具の安全な使い方や事前準備、整理整頓を学ぶ場でもある。整理整頓された部屋で生活することは、集中力も高める。
正確な数字が測れないものの、どれくらいのスペースがあれば入れることができるなどといった判断もしやすい。
引っ越しの際にも大変役立つ能力であり、購入する際や家具を運ぶ際にも安全かつ的確に判断できる。
遠近法を学び、風景画をより立体的に表わす技法などは主に美術になるだろう。

社会の地形の場合では、実際に現地に行ったとしても平野、盆地等、視界の範囲内で全てを渡せない事も多く、理解できない事が多い。
しかし、3Dデータでは拡大縮小だけではなく、高低差の倍率も変更できるため地形を立体として認識しやすくなる。