>京阪神都市圏の西の拠点性は今なお健在
>箱とコンテンツが良ければ、人は集まるしカネは落とす

この意見に全く反対ではないのだが、これならこれで、到達できる限界というのを
しっかり認識しておく必要がある。

1.日本経済全体の巡行速度が潜在成長率からみて年1%強くらいの成長だから、
年2%の成長で巡行できるなら、それはそれで大したもの。現実的にはそれさえ強気の見積もりではあるが。
(1)2%の成長で新興国の都市のように街並みが10年で一変するような劇的な変化はおきないし、
   爺どもが懐かしむ高度成長期のような活気や資産価値の爆上げも起きない。
(2)現時点で神戸と同等またはやや落ちるくらいの規模や繁栄度のアジア圏の都市は、
   10年後には例外なく神戸では手も足も出ない地点まで成長していると考えてしかるべき。