二階建て車両も逆立ちしても不可能。

車高が高くなる分、重心が上がり、走行安定性が低下する。
カーブでの安定性が下がるし、横風に弱くなる。

高くなった車高に合わせて、橋梁、トンネル、プラットフォーム、架線など、
すべてやり直さないといけない。

乗降客の徒歩動線は全面的な見直しとなる。
ということは、全駅舎をリニューアルしないといけない。

軌道等基盤部分も、荷重が倍増するため、やり直しになる。

要するに新線建設と思ったほうがいい。
しかも、現路線を運行しながらリニューアルするので、工事費は増高する。
仮に都税で負担するとしても、B/Cがあるかどうか、厳密な検証が必要だろう。
鉄道事業者に負担をさせようとしても、現実の話になる可能性はゼロであろう。

こういう話を見ると、小池陣営には行政のプロは入っていないと感じる。
増田も実務家のふりをしているが、インチキそのものだったが、あまりレベルは変わらない。

小池都政は、行政実務力の不足を補う体制づくりができなければ、
1〜2年で破たんするだろう。