■中部国際空港、このままではジリ貧だ 低迷続きの10年、何が誤算だったのか 2015年03月17日
http://toyokeizai.net/articles/-/63351
中部地方はトヨタ自動車グループをはじめとして、日本の代表的な企業が点在する。
その経済圏と世界をつなぐ「ハブ空港」を目指す狙いで設置されたものの、今の姿は当初のもくろみとは大きく外れてしまっている。
開港からほどない2005年度こそ1235万人(国際線532万人、国内702万人)の利用者を記録したが、そこがピーク。
2009年度以降は同1000万人を割り込んだままだ。

◆セントレアの開港効果はわずか数年で霧消
国際線利用者に限ってみても2007年度の556万人をピークとして、ここ数年は年間450万人前後で低迷してしまっている。
セントレア開業前の旧名古屋空港(現:県営名古屋空港、通称:名古屋小牧空港、愛知県豊山町)における2004年度の国際線旅客数は449万人だった。
つまり、セントレア効果は最初の数年間のみだったといえる。

「10年前は欧米への直行便がたくさんあったのに、すっかり不便な空港になってしまった」。
名古屋在住で北米を中心に海外出張の多いビジネスパーソンは嘆く。

◆名古屋周辺の観光地だけでは厳しい
日本政府観光局(JNTO)によると、2014年に日本を訪れた訪日外国人客は過去最高の1340万人と約3割増加。
政府は2020年の東京五輪開催をにらんで同2000万人への引き上げを目標として掲げるが、
その中心となりそうなのは羽田や成田といった首都圏の空港で、セントレアは「スルー」されかねない。


アジアの玄関 福岡空港に第2滑走路を増設へ
http://www.asahi.com...95TZXH19TIPE01W.html
>国交省は2024年度ごろの完成を予定している。航空機の発着回数は、12年度の年15万2千回が35年度には18万1千回に増えると試算。
>国際線と国内線を合わせた旅客数は12年度の1781万人が25年度に2019万人、35年度には2110万人まで増えるとの需要予測も示した。

没落するセントレア、躍進する福岡空港
愛知にブルーカラーが集まっても、海外から人は集まりませんw
激増する福岡にはどんどん海外流動数で差を縮められますが何か?