北海道に一番足りないものは経済力だよね。
子育てでは経済面の心配が一番多い。特に北海道の男性はその傾向がある。
保育施設の拡充、保育時間の延長、男性の家事・育児への参加啓発、育児休業を取得しやすい雰囲気づくりも
大事ではあるが。育児休業制度を規定している事業者の割合等が全国に比べて低いのが現状。

地方別で見ると1、3次産業は弱くないが、2次産業が弱い。道内特に道央での工業強化が、札幌の3次をより
育てるよ。国土が細長く海で隔てられ、天然資源もない国だって言われてるが。

石油や天然ガス、メタンハイドレートなどのエネルギー資源、海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト、
マンガン団塊などの鉱物資源、魚介類、未利用生物資源などの食料資源、風力、海・潮流、バイオマスなどの
再生可能エネルギーがある国であり、北海道においても天然資源のポテンシャルはある。

国内においても経済拠点や大消費地から遠隔地にあり、各拠点が広く分散していることなどから
海外への販路拡大に向けては、効率的な輸送やコスト削減だけでなく、多様な流通加工機能
商品の特性に合わせたクリーン・ルーム、定温室、部品の搬入・搬出・搬送のロボット化をさせ
充実した設備を持ち、かつIT化により、高い効率と作業精度を誇るサービスが必要となっているなど、
差別化を図る必要もある。内向きな産業からの脱却をしなければならなくなった。(日本自体がそうかぁ・・・)

小樽〜苫小牧までの圏域を中心した道内の競争力の強化に資する物流ネットワークの形成や充実が課題。

北海道では、今回のNSR構想を機に国際的なハブ港として発展を遂げることができるのである。
氷海航海訓練、技術開発の拠点ともなり得るわけでもある。
カンボジア、ミャンマー、ラオス、ベトナムなどとの交流も必須になるだろう。

そのためには、まだまだ課題はある。
・港等のインフラ整備
・外資企業等への道内の経済活動
・ハブ化に備えた英語教育の向上
・NSR 構想におけるイニシアチブの獲得
・樽前山による大規模な軽石噴火対策
・随伴する砕氷船の経費など
・修理や救難体制、原油漏れなどの事故対応(寄港地が少ない)

北極圏の永久凍土が融解して大量のメタンガスが大気中に放出され、世界の気候や経済に悪影響を及ぼすの課題も指摘されている。

自動車産業は日本のリーディング産業であり高い国際競争力を有し外貨を稼ぎ、地方圏においても広大な裾野産業と雇用を抱えている。
ロボット化は日本のお家芸でもあるし、制御が必要で部品点数が多かったり、自動車産業で培ってきたテクニックを活かすことができる。

<おまけ>
http://www.city.sapporo.jp/kikaku/downtown/tosisaisei/documents/tiikisenryaku.pdf